2014年7月30日水曜日

#23 先取り


山形の夏も暑くなってきましたが、少しでも前庭に涼しげな雰囲気を出そうと、今年もハンモックを張ることに。ところが、思わぬ先客。いたるところにクモの巣が張られていました。(写真は載せませんが…)

この家で迎える夏も3年目ですが、まだまだクモの方が使い方が上手なようで、見事に夏と場所を先取りされちゃいました。

山形で過ごす夏は今年で最後かもしれないので、おもいきって週末ハンモックカフェでも開いてみようかと企んでます。

まずはワーキングスペースから???


(文・写真=石母田 諭)

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2014年6月29日日曜日

#22 いつものこと


一軒家に住んでいると、いろいろな訪問者がやってくる。

町内会費を集めにくる人。
回覧板をもってくる人。
近所のお祭りの時にお酒を持ってまわってくる人。
宅配牛乳の営業に来る人。

アパートに住み、せいぜいインターネット回線の営業くらいしか訪問してこなかった以前と比べると、ほんとうにいろいろな人がやってくる。

そんなときに大体言われるのが。
「あら…お父さんかお母さんいます?」
という言葉。それに対して、
「僕いま大学生で、ここで一人暮らしをしています。」
と言っても、なかなか信じてもらえない。

この子、嘘ついてるな…といった冷ややかな視線はいつものこと。
大学生で一軒家に一人暮らしをするのはまだまだ珍しいことなんだと、再認識する瞬間である。

(文・写真=石母田 諭)

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2014年5月11日日曜日

#21 もらいもの生活 その2


「女性は7、男性は8の倍数の年に体調が変化すると言われています。」
養命酒のCMで流れるこの言葉。今年で24歳になる僕は、最近の運動不足も重なりお腹がポッコリと膨らみ、身をもってこの言葉の意味を痛感しています。

そして、ヘルシアのCMなどを見ながら、このままではいけない。と、5月になりすっかりと春の陽気(最高気温25℃超という夏日も…)に包まれた山形市内で僕は、ついに車移動をやめ自転車通学を決断しました!

他にも消費税が上がり、ガソリンの値段も上がったことや、通っている学校の自動車通学の許可申請が厳しくなったこともありますが、とにかく痩せたい。

ただ、自転車を買う資金がなかったため、後輩から不要になった自転車を貰い受け、リメイクすることに。

貰ってきて自転車。ギアと自動のライト付きなのが嬉しい。

ペンキを塗るため、ゴミ袋で雑な養生。

カゴを外すだけで、なんだかスタイリッシュになりました。

今回使うペンキは、ペンキ缶にしてはなんだかオシャレなパッケージ。

ペペルマントという、淡いグリーンの色を使用します。

サドルとグリップは黒から茶に変更。サドルはレンチ、
グリップはカッターがあれば簡単に交換できます。

ペペルマントを選んだのは、お気に入りのアラジンストーブと色が似ているから。

完成!

参考にした写真。



用意したのはペンキ(数百円)、新しいサドルとグリップ(1〜2000円)、その他工具(100円ショップで数点)のみのため、3000円以内での仕上がり。ペンキでの塗装は刷毛のあとが残りますが、スプレー塗装よりも養生が簡単で済むようです。




前回の記事に引き続き、貰い物でなんとか生活しているということを晒してしまいましたが、最近、全国のR不動産の記事が集まるHP「R不動産HEADLINE( http://www.r-headline.jp )」というものが出来たため、ついにこの生活も全国的に晒されることに。
それでも、なかなか大学生が一人暮らしで改装OKな一軒家に住み、生活をレポートしているというのも珍しいと思うので、こんな生活もありだな、と多くの人に思ってもらえるように頑張りたいと思います。

まだまだ材料など募集中です!


(文・写真=石母田 諭)

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2014年4月6日日曜日

#20 もらいもの生活


同じ学科(建築・環境デザイン学科)の友達や後輩達が作ったツリーハウスが解体される、という話を聞ききつけ、大量の木材を貰ってきました。

様々な長さ・厚さの廃材。使われ具合がちょうどいい。


割れや穴があり、建材としては決して完璧とは言えないこの廃材も、家具や装飾の材料として使う分には充分。こういった廃材は真新しい材料と違って間違った場所に穴を開けてしまったりしても全然目立たないという点では初心者の方にもオススメかもしれません。あまり気負いすることなく、サクサクと切ったり、穴を開けたりできます。


試作1号のスツール!
ベンチ!
棚!

また、特に加工しなくてももともと開いている穴にペンをさせばペン立てに。
建築模型を置けば敷地っぽくなり、紙1枚置けばメモ台になります。(無理矢理ですが…)

じゃん!

余った材料は、玄関に敷いておくだけで簡単に雰囲気を変えることもできるし、材料として必要なときは洗えばOK

タイルの上に並べるだけ。


リノベーション生活をしていると、どんどん楽しくなってきて、ここも改装したい!あそこも改装したい!と、欲がどんどんと出てくるばかり。計算もなしに進めていると、
「あれ、お金がない…食費削らなきゃ…」
なんてこともしばしば…。こうやって、木を貰ってきて再利用すれば、綺麗な木材には出せない独特の家具を作り、なおかつお金も節約できるので一石二鳥。


誰かにとっては廃材でも、誰かにとっては立派な材料。
随時、材料募集してます!


(文・写真=石母田 諭)

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2014年1月13日月曜日

#19 照明を変える

遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。
最近は更新スピードが遅くなっていますが、もっともっとこの家での暮らしについて発信していければと思っていますので、今年もどうぞよろしくお願いします。





この家に住んで約1年半。改装も落ち着き、でもやっぱり常に何か変化が欲しかったこの頃。そんなときに目についたのはこの照明。

いま見るとなんだか微妙…


よくよく見てみると、白を貴重とした部屋に、黒のコードとソケットの電球はなんだか、ちょっと浮いて見える。(コードも意外と太いし…)

そこで照明を一新しようにも、買うとなるとなかなか高い。
それなら、やっぱり自分で作ってみようと思いました。


用意するものは銅線(コード)、シーリングプラグ、ソケットと好みの電球だけ。

この3つの部品と電球を用意するだけで出来ます。

コードは1つの照明に2本使うで、1mの長さが必要ならその2倍の2mぶんの銅線を買ってきます

1:好みの長さにカット

2:好みですが、コードをまとめるためにネジネジ

3:コードの両端だけ銅線をむき出しに

4:ソケットとプラグに金具が付いているのでネジを緩めて…

5:むき出しの銅線部分を金具に巻き付け、ネジを締め付けて固定すれば完成!

これだけです。1000円もってホームセンターへ行けば簡単に作れちゃいます。
あとは作った照明を天井のシーリングに引っ掛ければ電気がつきます。


無事、電気がつきました

ホームセンターによってはコードの色、ソケットの形や電球の種類がたくさんありますし、ソケット等は自分で塗装なども出来るので、自分の好みに合わせて照明を作れそうです。

部屋によってコードの色を変えてみるというのもいいと思います。

リビングは黄色…

キッチンは赤にしてみました。


照明を作ってみたのは今回が初めてだったので、同大学卒業生の先輩に作り方を教えて頂きました。ケンさんありがとうございました!

(文・写真=石母田 諭)

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2013年12月21日土曜日

#18 中間的な空間の使い方



この家に引っ越してから1年が過ぎました。
当初は「ボロボロだった家をまずは住める状態にすることを優先」して部屋の改装を急ぎでしてきましたが、居住環境が整ってきたことで改装ペースも落ち着いてきた最近はこの家をどう最大限活用するか、ということを考えるようになってきています。



そのなかでの1つのアイディアとして、この家のガレージ?駐車場?を一つの空間として使ってみることにしました。

あとは壁さえあれば屋内になってしまうような空間。


いままではなんとなーく車を駐車するだけの場所だったのですが、よくよく考えてみると縁側も柱も屋根もあるこの空間は、実は1番面白い可能性を秘めている空間なんじゃないかと思えてきました。そこでちょっとしたおふざけでハンモックを購入して吊り下げてみると、すごく気持ちがいい。


去年咲かなかったアサガオがなぜか今年は咲きました。



周りの住人には不審者のような目で見られてしまうけど、そんなことも気にならないような気持ちのいい空間。屋外でもあり、屋内でもあるこの空間。今後頻繁に活用していきたいと思っています。



(文・写真=石母田 諭)

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2013年11月18日月曜日

#17 床って一番大事かも。

「うーん。なんだか落ち着かない。」

新品のフローリングを敷き、壁もペンキ塗装をしたおかげでだいぶ綺麗になった部屋ですが、今度はピカピカになりすぎて落ち着かない。(わがまま)特に新品の白っぽいフローリングは汚してはいけないと思うと、ちょっと気を使ってしまう。


部屋の様子

掃除があまり好きではない僕にとっては、白のフローリングは少しハードルが高い。
だって、ホコリとか目立っちゃうし…。

ならば、最初から汚しちゃおうか。(塗装しちゃおう)
ということで、床は少し暗めの塗装をすることにしました。

塗料は前回デスクを作ったときのものと同じ塗料を使用。
部屋に使う塗料と、家具に使う塗料を同じ物にすることは、材料がもったいない!という理由以上に部屋全体に統一感が出てくるからです。


塗装直後。乾いてくると、もう少し色が落ち着いてきました。

デスクと同じ塗料を使っているので、やっぱり馴染みます。



塗料を塗る前には、色がしっかりと定着するように軽くヤスリがけをしたり、ホコリなどを取り除くために掃除をするなどの下準備は重要。

塗装自体もペンキのようにローラーで塗るのではなく、地道にウエスという布で擦って染み込ませるように塗っていくので結構時間がかかります。
そんなに面積の広くない部屋でも、1人で全部やろうとすると大変なので、友達に手伝ってもらうといいと思います。


作業量によっては上下関係が出来ますが…

完成!
歩いたり、座ったり、寝転んだり。
床は壁や天井以上に体に触れるところ。
空間を構成していくなかで、一番大事な部分かも知れません。

今回塗装をしてみて、床の色が変わるだけで空間の見え方がガラっと変わることが分かりました。塗る前に比べて、少し落ち着いたような印象を持ちます。

ゴロゴロ寝転んじゃうんだろうなぁ…。



(文・写真=石母田 諭)

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